霊安室

霊安室とは病院の中にある、亡くなった人の遺体を寝かせておくための部屋で、病室での遺体処置が終わると、運ばれてくる場所です。霊安室ではまず焼香をあげ、その後にどこの葬儀屋で葬式を上げるのかを決めます。このような場に慣れている人、詳しい人というのは当然少ないので、葬儀社に段取りの詳しい説明を聞きましょう。安置しておく時間は特に規定がありませんが、死亡診断書が出来上がり次第、遺体を移動させる事ができます。年末年始などで火葬場が運営されていない場合は数日間安置される場合もありますが、その場合病院の霊安室ではなく、葬儀所の部屋を利用する事になります。ただし、病院では利用料金がほぼかからないのに対して、葬儀所ではかかるところが多くなっています。また、全ての病院に霊安室が配備されているわけではなく、病床数の少ない病院では、霊安室がないところもあります。
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